株価分析ソフト「JP分析」の新機能について
  • 株価がいくらになったら、買い転換または、売り転換するか知りたい。それが分かれば、指値を入れやすいでしょう。このご要望にお応えした機能が、今回新開発の「未来チェック」です。
  • 通常の買いシグナル、売りシグナルはまず株価ありき。そしてシグナルがその日に表示されているかどうかを株価データ取得後に見るのではないでしょうか?

今回の新機能はその逆をいくものです。

  • まず、買いシグナル、売りシグナルの条件ありき。そして、今日シグナルが点灯するには、「株価はいったい、いくらになればいいのか?」が分かる機能です。
  • 新規の仕掛け、手仕舞時の指値を決めるのに手助けとなるでしょう。
  • 新規の仕掛けの場合、「xxx円になったら買う」などとされていると思います。 その時、根拠となる株価が理論的に分かります。
  • 通常はシグナルが表示されたら仕掛け、または手仕舞います。この場合、当日ではなく、翌日以降に持ち越されます。これを当日で待ち構えられます。

例えば、日中相場を見られない方は、
 「xxx円になると買いシグナルまたは、売りシグナルが点灯する」と分かれば、その値段に指値を入れておく、という事が可能になります。

  • 今までのように、xx%上がったからまたは、下がったから、仕掛ける・手仕舞う、という事も、もちろん良いと思いますが、更に今一歩、分析して理論的にその株価が分かればいいと思われませんか。

それを実現したのが未来チェック機能です。実例を見ていきましょう。

例.7201 日産自動車 日足の売り場 2006年5月8日が基準日です。
  手仕舞いをする株価を調べます。

簡易売りシートを621番に作成します。※画像をクリックすると拡大します。
株価分析ソフト「JP分析」の新機能 未来チェック−1−

7201日産自動車の日足チャートを表示させ、「未来チェック」をクリックします。
株価分析ソフト「JP分析」の新機能 未来チェック3

未来チェックの画面が表示されます。
株価分析ソフト「JP分析」の新機能 未来チェック4
この画面の簡単な意味は、前日の終値である1526円を基準として、−5%〜+5%までの範囲の株価を調べます。
この範囲で、621番(簡易売り)シートに合格するかチェックします。
次に「実行」をクリックします。

以下の画面となります。
右表から1526円以下になると売りシグナル(621番)が点灯することになることが分かります。
株価分析ソフト「JP分析」の新機能 未来チェック5

チャート画面から確認してみます。

翌日 5/9の日にシグナルが点灯しています。
株価分析ソフト「JP分析」の新機能 未来チェック6

拡大してみましょう。

確かに1日後のデータが存在しない5/9に線が引かれています。
株価分析ソフト「JP分析」の新機能 未来チェック7

その後の経過を見てみましょう。
株価分析ソフト「JP分析」の新機能 未来チェック8

  • シグナルが出た翌日に仕掛けるのではなく、シグナルが出る当日に仕掛ける方には頼もしい機能といえます。
  • しかし、実際は、場が引けないと株価は確定しませんから注意が必要です。
  • 場中、極端に、株価が上昇または下降して、これ以上戻らないといった場合には、目安となります。
  • シグナルが表示される株価が分かるので、注目している銘柄があれば、指値をするのも1つの手といえるでしょう。