これが「ジャンピング・ポイント(J・P)投資法」だ!
第2回(2000年6月7日)

                               

J・P法は「森をみてから木を見る」そして「勝ち易きに勝つ」のが基本であると申し上げました。
どんな時が「勝ち易きとき」かということは前回解説しました。
今回は、その時にどういう銘柄を選んで買い、どういう時に売ればよいのか、ということを解説します。
(従来のテクニカル分析のどの本を読んでも、ここまで具体的かつ親切に売買の手順を解説した本はないはずです)

第1回の最後に掲げてある日経平均週足のチャ−ト「勝ち易きタイミングをみつける方法A」を見て下さい。
一番右のBマ−クのついたところ(1999年1月24日)での個別銘柄の選び方を説明します。

1994年1月24日の買いポイントでの買い銘柄の選び方
1)貸借銘柄のみを対象にする(ある程度市場性のある銘柄の方が売買しやすいから)
2)当該週の出来高が過去13週の最大出来高を記録している(誰かが明確な意思をもって買っている)
3)過去26週間の平均出来高の3倍以上の出来高を記録している
4)3週周期のハイ.ロ−・バンドが買い転換している(初めて上昇に転じたポイントをとらえるため)
5)過去26週間の最安値をつけた週から13週以上経過している(下げトレンドにある銘柄を除外するため)
  
上記条件を満たす銘柄を一発で検索するのにJP法では下記のような条件シ−トを使います



上記の条件で検索した結果選び出された銘柄は下のようになります

次に上記合格11銘柄の合成チャ−トを作成します


何故、合成チャ−トを作るのか?第一の理由は単一銘柄に投資することによるリスクを分散すること第二には個別
銘柄特有のノイズを除去することによりチャ−トが上記のようになめらかになり売り場が探しやすくなるメリットがあ
ります。

利食いのポイントはAのような過去の高値に指値を這わせ売却するか、Bぼように26週移動平均からの乖離率が
+20%を越えた翌週が陰線になることを確認して売却する方法の他にハイ・ロー・バンドを利用する方法、移動平
均を利用する方法等、自分に合った方法を使って下さい。

−第3回に続くー
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