これが「ジャンピング・ポイント(J・P)投資法」だ!
第1回(2000年6月2日) 吉村茂光

                               

                                          

図解JP法週足編

最近話題になっている「ジャンピング・ポイント投資法」というのをご存知ですか?
これまで様々な投資法が紹介されてきましたが、いずれの投資法も厳密な検証に耐えられない、独善
的なものが大半です。
ジャンピング・ポイント投資法(以下J・P法)は誰でも否定しようのない自明の理に基づいて合理的投資
行動を繰り返すことによりト−タルとして市場に勝ち続けることを目指す投資法です。

具体的な特徴は以下のような点です。

1)平均株価を分析し「勝ち易き」時のみに売買する
  誰でも毎日儲けたいのは当たり前です。しかし、そんなことは不可能です。そもそも株をやる目的は
  おカネを儲けることであって、予測を当てることでもスリルを楽しむことでもありません。
  ところが実際は「おカネのある時が株を買うとき」と勘違いしている投資家が多いようです。
  本当におカネがほしければ「赤子の手をひねるように」簡単に勝てる時のみに勝負すべきです。
  勝ち易きタイミングを見つける方法(1)
  JP法株価分析ソフトの条件シ−トによる

「勝ち易き」時をみつける、といっても簡単なことではありません。これからいくつかの方法を説明します。
最初に「JP法分析シ−ト」を下記のように設定すると上記の日経平均チャ−トに見るような年に1度程度の絶好
の買い場をみつけてくれます。この方法はJP法を勉強して頂かないと理解が難しいと思われますので、お急ぎ
の方は次の「ハイ・ロ−・バンド」による方法のところからお読み下さい。
下記のシ−トに採用されている指標については「投資術の革命」(吉村茂光著 ピ−プル社刊)で詳細に解説
 されています。現在出版元に在庫がないので御希望の方はニュ−ラルネットシステム(株)までお申し込み下
 さい)




 勝ち易きタイミングを見つける方法(2)
 ハイ・ロ−・バンドによる

 これならばJP法を知らない方にも簡単にできます。
買い場圏は株価が直近13週間の安値の上にある期間。売場圏は逆に株価が直近13週間の高値の下にある
期間です。
さらに、買いポイントは株価が買い場圏にある時に、3週周期のハイ・ロ−・バンドが買い転換したポイントとしま
す。(このやり方であればJP法を知らない方も簡単にできます)
この「B」のポイントが相場に「勝ち易き」ポイントとみなすことにします。(最後の買いポイントのように具合が悪い
のではないかと思われるポイントもありますが、後に述べるように問題はありません)

−第2回に続く-
−第3回に続く-
−第4回に続く-
−第5回に続く-
−第6回に続く-
−第7回に続く-
−第8回に続く-
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